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【NBA】デイミアン・リラード選手の性格や名言は?過小評価されている?ラッパーとしてもデビューしていた!

こんにちは!Cappuccioです。

本日はお忙しい中当記事を読んでくださいまして、誠にありがとうございます。

この記事は、このような方々にオススメです。

  • バスケットボールが好きな人
  • NBAが好きな人
  • ポートランド・トレイルブレイザーズを応援している人
  • デイミアン・リラード選手を応援している人
  • 東京五輪を楽しみにしている人

2019年8月から9月にかけて行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」で準々決勝で敗退したアメリカ代表ですが、東京オリンピックで金メダルを獲得することを目指して、NBAでトップ選手としてプレーしている選手数人がアメリカ代表に参加する意思を示しました。

この記事では東京オリンピックに出場する意向を表明しているNBA所属のアメリカ国籍の選手のうち、デイミアン・リラード選手を紹介します。

この記事では、このようなことを書いていきます。

  • デイミアン・リラード選手のプロフィールと経歴
  • デイミアン・リラード選手の性格と名言
  • デイミアン・リラード選手の実力は?過小評価されている?
  • デイミアン・リラード選手のラッパーとしての活動は?

少しでもみなさまに楽しんでいただけるとうれしいです。

デイミアン・リラード選手のプロフィールと経歴を紹介

はじめに、デイミアン・リラード選手のプロフィールと経歴を簡単に紹介します。

デイミアン・リラード選手はこのような選手です。

デイミアン・リラード選手のプロフィールを紹介

上の写真で赤いユニフォームを着ている選手がデイミアン・リラード選手です。

  • 本名:Damian Lamonte Ollie Lillard
  • 生年月日:1990年7月15日
  • 出身地:カリフォルニア州オークランド
  • 身長/体重:191㎝/88kg
  • 高校/大学:オークランド高校/ウィーバー州立大学
  • ドラフト:2012年6位(ポートランド・トレイルブレイザーズから指名・入団)
  • 現在の所属チーム:ポートランド・トレイルブレイザーズ
  • ポジション:PG(ポイントガード)
  • 背番号:0

デイミアン・リラード選手はプロ入り前から注目されていた選手ではありませんでしたが、プロ入りを目指して少しでも大学バスケットボール界で注目を集められるように高校を2回転校しています。

彼が入学したウィーバー州立大学もバスケットボールの強豪大学ではありませんでしたが、向上心と雑草魂でプロ入りを勝ち取り、その後もひたむきに努力し続けて2019年現在ではNBAのスタープレーヤーの1人となっています。

かぷっちょ
デイミアン・リラード選手は2019年9月現在29歳であり、今がまさに全盛期といった感じです。そんな彼を東京オリンピックで見られるかもしれないと思うと、今から楽しみですよね。

デイミアン・リラード選手のNBAでの経歴・記録を紹介

デイミアン・リラード選手はNBAでどのような賞を獲得してきたのでしょうか。また、オールスターなど特別な試合への出場はあるのでしょうか。まとめてみたいとおもいます。

受賞 特別な試合への出場
2013 新人王
2013 NBAオールルーキーチーム1stチーム NBAスキルチャレンジ優勝
2014 NBAスキルチャレンジ優勝
2014 オールNBAチーム3rdチーム NBAオールスターゲーム
2015 NBAオールスターゲーム
2016 オールNBAチーム2ndチーム
2018 オールNBAチーム1stチーム NBAオールスターゲーム
2019 オールNBAチーム2ndチーム NBAオールスターゲーム

オールスターゲームやオールNBAチームに入団以来ほぼ毎年出場していますね。

かぷっちょ
それだけデイミアン・リラード選手が印象に強く残るような活躍をし続けているという事ですね。

ちなみに、「NBAオールルーキーチーム」とはスポーツライターやアナウンサーなど100人の投票によって選出される「ポジションに関係なく選んだルーキーベスト10」です。

投票者1人ずつが1stチーム5人(票を獲得した選手は2点獲得)、2ndチーム5人(票を獲得した選手は1点獲得)に投票するシステムになっており、得点の多かった1位から5位の選手が1stチーム、6位から10位の選手が2ndチームに選出されます。

かぷっちょ
デイミアン・リラード選手はNBAオールルーキーチーム1stチームに満票で選出されたとのことなので、100人の投票者全員が1stチーム5人のうちの1人に選んだという事です。NBA入り当初から抜きんでた存在であったという事でしょうね。

2013年と2014年には「NBAスキルチャレンジ」で優勝しています。この「NBAスキルチャレンジ」とは、日米で野球のオールスターゲームの前に行われる「ホームランダービー」のようなものだと考えると分かりやすいでしょう。

ただし、「NBAスキルチャレンジ」はシュートだけではなくドリブルやパスの正確性やスピードを競うものなので、ここで上位に進出するという事はNBAの中でもバスケットの技能が総合的に秀でていることの証明にもなります。

かぷっちょ
野球で例えると、走塁の速さやバットコントロールの正確さを競うようなものですね。

さらに、デイミアン・リラード選手は「オールNBAチーム」に4回選ばれています。この「オールNBAチーム」は、「NBAオールルーキーチーム」と同様にスポーツ記者やスポーツ解説者が選出しますが、「NBAオールルーキーチーム」とは異なり投票者は1stチームから3rdチームまで「各チームフォワード2人・ガード2人・センター1人」という条件の中で5人×3を選ぶことになります。

かぷっちょ
デイミアン・リラード選手はポイントガードというガードの選手なので、過去4年のうち3回NBAのガードの選手の中でも4番手以内に入ったことになります。

デイミアン・リラード選手のプレイの特徴は?

これほどまでにスポーツ関係者から高い評価を受けているデイミアン・リラード選手ですが、一体どのようなプレイが特徴的な選手なのでしょうか?

デイミアン・リラード選手のポジションはポイントガードなのでそもそもこれらの能力が求められます。

  • リーダーシップ
  • 状況判断能力
  • 冷静さ
  • 豊富な運動量
  • 高いハンドリング能力

デイミアン・リラード選手はもちろんこれらの能力を高水準で兼ね備えていますが、得点能力が高いのも特徴の1つです。

ポイントガードのほとんどの選手が持っているパスやドライブの能力に加えて、シュート能力(特に3ポイントシュートを決める力)も持っているデイミアン・リラード選手は、攻撃パターンが多いという点で相手ディフェンダーにとってはかなり危険な存在です。

かぷっちょ
野球選手でいうと足が速くて巧打なパワーヒッター、サッカーでいうとゴールを量産できるボランチの選手を想像するとその危険さがよくわかると思います。

そしてデイミアン・リラード選手の最大の特徴ともいえるのが、試合終盤で得点がほぼ並んでいる局面での集中力の高さであり、彼のゴールが決勝ゴールになったり彼のゴールが決まって逆転した直後に試合が終了したり(ブザービーター)、ということも珍しくありません。

かぷっちょ
NBA解説者の中には、試合終了直前の時間帯で競っている場合のことを「リラードタイム」と呼ぶ人もいるほどおなじみの光景なんですね。

試合終了の瞬間まで勝負の行方が分からない、まさに「諦めたらそこで試合終了」を体現する選手の1人といえるでしょう。

そんなデイミアン・リラード選手の「リラードタイム」集はこちらです。

デイミアン・リラード選手の性格や名言は?

デイミアン・リラード選手に関する検索キーワードに「性格」「名言」がありましたので、調べてみます。

デイミアン・リラード選手はどのような性格の選手なのでしょうか。彼がこれまでに発したいくつかの言葉にも性格が表れているので、紹介したいと思います。

デイミアン・リラード選手の性格①:チーム愛が強い

デイミアン・リラード選手はチーム愛が非常に強く、チームから放出されない限りはトレイルブレイザーズに残留するつもりのようです。決してバスケットボールの強豪とは言えないウィーバー州立大学出身の彼を獲得したチームへの恩義を感じているのでしょうか。

デイミアン・リラード選手は他のチームに移籍しないと決めた自分の考えや行動についてこう語っています。

もちろん、俺だって勝ちたい。心からそう思う。この街のために優勝したい。でも、そのために誰かを犠牲にしたくない。優勝したのに悪い状況に追いやられてしまったり、所属チームから評価されなくなってリーグで1年プレーできなくなるような状況になったり、そういうキャリアを自分は送らない。単に『優勝した!』と言える結果を手にするより、誰かを犠牲にしないことの方が自分にとっては大事なんだ

引用元:https://basket-count.com/article/detail/16440

また、デイミアン・リラード選手のチーム愛の強さを感じるエピソードはもう1つあります。トレイルブレイザーズの選手たちは2016-2017シーズンのプレーオフ出場で得られたボーナスを全額チームスタッフ25名に贈与しましたが、そうするように働きかけたのがチームのリーダーであったデイミアン・リラード選手です。

このことについてインタビューを受けた際に、デイミアン・リラード選手は次のように発言しています。

スタッフの皆の努力のおかげで、気楽にやれている。ただ、それで彼らの生活が苦しくなることもあるだろう。僕たちと比べたら報酬額はあまりにも低い。だから、これは感謝の気持ちを示す方法だよ

引用元:https://basket-count.com/article/detail/2357

かぷっちょ
選手だけではなく、スタッフ全員にも心配りできる視野の広さはデイミアン・リラード選手が名実ともにチームのリーダーであることの証といえるのではないでしょうか?

デイミアン・リラード選手の性格②:精神的にタフである

デイミアン・リラード選手の大きな特徴である試合終盤での強さは、彼が精神的にも強い選手であることを証明するものですが、この精神面での強さについて彼はこう語っています。

自信を持つこと。そして恐れないこと。シュートを外すのを恐れてはいけない。それが鍵だと思う。自分の力を信じないといけない。重要な局面で必ずプレーを決められる選手だと思わないといけない。自信もなくて、失敗するのを怖がっているようなら、クラッチを決めるチャンスもない

引用元:https://www.sportingnews.com/jp/nba/news/damian-lillard-interview/1orwdjjzi53821h3oqpl8hjm0tmig

また、デイミアン・リラード選手の精神面の強さは自分が貧しい家庭の出身であり、高校・大学でも注目されなかった時代を乗り越えた自信からくるものであるという事も語っていたそうです。

かぷっちょ
まさにたたき上げ、「アメリカンドリーム」の新しい象徴になるのではないでしょうか。

デイミアン・リラード選手の性格③:リーダーシップを発揮できる

デイミアン・リラード選手がポイントガードとして優れたリーダーシップを発揮できるのは、試合中だけではありません。先ほどのプレーオフボーナスのエピソードもそうですが、自主練習の際にも彼がリーダーシップを発揮して率先してはじめています。

このことについても彼はこのように語っています。

新しい方法を見つけるのが大好きなんだ。何か変えることができるものを見つけなくてはいけない

引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/basketball/2016/03/31/nba_23/index_4.php

僕自身がタフにならなくてはいけない。みんなが喜ぶようなことでなくても、進んでやらなくてはいけない

引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/basketball/2016/03/31/nba_23/index_4.php

デイミアン・リラード選手は過小評価されている?

デイミアン・リラード選手の関連検索ワードに「過小評価」とありました。毎年のように「オールNBAチーム」に選ばれたり「オールスターゲーム」に出場しているのに「過小評価」とはどういうことなのか、気になったので調べてみました。

ここに、デイミアン・リラード選手の「過小評価」ぶりを物語るエピソードを並べていきます。

エピソード①:「オールスターゲーム」に4回出場も…

デイミアン・リラード選手は2014年、2015年、2018年、2019年、と4回「オールスターゲーム」に出場していますが2014年はリザーブメンバー、2015年はすでにオールスターに選ばれていたメンバーのうち2名が故障したことによる代役出場、というものでした。

特に2015年にコービー・ブライアント選手の代役での出場が叶わなかった際に投稿したインスタグラムからは、デイミアン・リラード選手の悔しさがあふれだしていました。

ちなみに、2015年1月18日時点でのデイミアン・リラード選手の個人成績はこのようになっております。(NBAは10月下旬に開幕して、4月中旬にレギュラーシーズンが閉幕するため、1月中旬はシーズンの真ん中に当たります)

項目 実績 NBA全体での順位
Unassisted 3s 49本 2位
Total 3s produced 200点 3位
Top Five Assister-Shooter Duos Damian Lillard-Wesley Matthews:52本 1位

 

かぷっちょ

余程の自信がないとこうした投稿はできないですよね。ましてやこの時まだプロ3年目の若手ですよ…

それほどまでに努力を積み重ね、いいパフォーマンスを続けていたのでしょう。

確かに、上記の数字を見ればオールスターに選ばれなかったことに対して不満があったとしてもおかしくないですね。

エピソード②:デイミアン・リラード選手の過小評価に対する他の選手の反応

他のチームのポイントガードの選手と比べて過小評価されているといわれるデイミアン・リラード選手ですが、NBAに所属する他の選手はどのように反応しているのでしょうか?

クリス・ケイマン(Chris Kaman)元選手

He’s fearless. He plays with a chip on his shoulder.

引用元:http://grantland.com/the-triangle/damian-lillard-portland-trail-blazers-fourth-quarter/

2014年~2016年までデイミアン・リラード選手と一緒にトレイルブレイザーズでプレイしたクリス・ケイマン選手は、「彼は(試合終盤でボールを持つことに対して)恐れることなく、挑戦的にプレイをする」と語っているように、試合終盤でのパフォーマンスの高さはチームメイトも認めています。

レブロン・ジェームズ(ReBron James)選手

Give me Damian Lillard. I’ll show you how appreciated he’ll be.

引用元:https://www.silverscreenandroll.com/2018/10/16/17984118/la-lakers-trade-rumors-lebron-james-play-with-damian-lillard-nba-portland-trail-blazers-contract

2018年からレイカーズに所属するレブロン・ジェームズ選手もこのように語り、デイミアン・リラード選手との共闘を望んだらしいですね。

デイミアン・リラード選手が過小評価される理由

ここまで見てきたように、デイミアン・リラード選手はスポーツ関係マスコミやNBA所属の選手からの評価はかなり高いのですが、少なくとも2018年ごろまではNBAオールスターゲームに順当に出場できなかったり、世界選手権などメジャーな大会のアメリカ代表に選ばれてこなかったみたいですね。

デイミアン・リラード選手は一体どういう理由でこれまで過小評価されていたのでしょうか。過小評価を受ける原因とされていたものは、これらだといわれています。

  • 守備力が低い
  • NBAチャンピオンの経験がない
  • シーズンMVPを獲得したことがない
  • チームがプレイオフに弱い

確かに守備力の低さに関してはデイミアン・リラード選手本人も認めていますし、トレイルブレイザーズがプレイオフの1回戦で負けることが多いのも事実です。

とはいえ、2017~2018シーズンの活躍が認められて「オールNBAチーム1stチーム」に選ばれたことや、2018~2019シーズン後のプレーオフでシリーズ突破を決めるシュートを決めたことから評価が急上昇して、現在はほぼ実力通りの評価を受けているといえるでしょう。

デイミアン・リラード選手はラッパーとしても活動中?

NBAの選手としてはめずらしいことではないらしいですが、デイミアン・リラード選手もラッパーとしてデビューして現在も活動中らしいですね。しかもラップの腕前もプロのヒップホップ歌手と比べてもそん色のないレベルだといわれています。

ここでは、デイミアン・リラード選手のラッパーとしての活動内容と動画を紹介します。

デイミアン・リラード選手は”Dame D.O.L.L.A“という名前で歌手活動をしており、2016年に”The Letter O”、2017年に”Confirmed”、2019年に”Big D.O.L.L.A”というアルバムをリリースするなど、かなり精力的に活動しているようです。

かぷっちょ
バスケットボールとヒップホップはどちらもアメリカの若者のイメージですが、実際にどちらもやっている人が意外と多いのは驚きですね。

最後に、デイミアン・リラード選手がヒップホップを歌っている動画を載せておきます。

まとめ

ここまでこの記事を読んでくださってどうもありがとうございます。少しでも楽しんでいただけましたでしょうか?

この記事は、まとめると次のようなことが書いてあります。

  1. デイミアン・リラード選手が東京オリンピックに参加する意思があることを明かした
  2. デイミアン・リラード選手はプロ入り前から注目されていたわけではないが、精神力の強さを活かしてスター選手に昇りつめた。
  3. デイミアン・リラード選手はプロ入り2年目から「オールNBAチーム」や「オールスターゲーム」に選ばれるなどの活躍をしてきた
  4. デイミアン・リラード選手は攻撃型のポイントガードであり、特に試合終盤の競った展開での強さは一級品である
  5. デイミアン・リラード選手はチーム愛が強く精神的にタフであり、その人柄が表れた発言も多い
  6. デイミアン・リラード選手は過小評価されていたが、2018年ごろからは実力通りに評価されている。
  7. デイミアン・リラード選手はラッパーとしても活動中で、2019年現在で3枚のアルバムを出して、その腕前も評判である

デイミアン・リラード選手が本当に東京オリンピックに参戦することが決まったら、大きな話題となりそうですね。

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