バスケットボール

【男子バスケ】津山尚大選手がカナダへ移籍!クラウドファンディングを行った理由は?

こんにちは!Cappuccioです。本日は当ブログ「かぷっちょ博士の徒然記」を訪問してくださって誠にありがとうございます。

この記事は次のような方にお勧めです。

  • バスケットボールが好きな方
  • 津山尚大選手を応援したい方

当ブログでは近い将来の飛躍が期待できる若手スポーツ選手の情報をお届けしています。

サッカーでは若い日本の選手が活躍の場を欧州に求めることは今や珍しい光景ではなくなりましたが、バスケットボール界でも有望な若手がまた一人海外に移籍するようです。

この記事は、次のような内容で書いていきます。

  • 津山尚大選手のプロフィールと経歴
  • 津山尚大選手がカナダに移籍する理由
  • 津山尚大選手がクラウドファンディングを行った理由

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

津山尚大選手のプロフィールと経歴

津山尚大選手のプロフィールと経歴を紹介していきます。

津山尚大選手のプロフィールは?

津山尚大選手のプロフィールは以下の通りです。

  • 名前の読み方:つやま しょうた
  • 出身地:沖縄県北谷(ちゃたん)町
  • 生年月日:1996年4月16日
  • 身長/体重:180㎝/79kg
  • 出身高校:福岡大学付属大濠高等学校
  • 現所属チーム:ライジングゼファー福岡
  • ポジション:ポイントガード/シューティングガード
  • 背番号:13

津山尚大選手の身長は180㎝ありますが、バスケットボールの選手としてはあまり大柄な選手ではありません。しかし、スピードと得点能力に秀でた選手でありどこのチームに所属しても活躍できる可能性は大きいです。

そんな津山尚大選手のプレイ映像はこちらです。

かぷっちょ
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体格のあまり大きくない津山尚大選手が活躍すれば、同じような体格の子どもたちに大きな夢を与えますね。

津山尚大選手の出身高校は、福岡大学付属大濠高等学校という全国屈指のバスケットボールの強豪高校です!大濠高等学校は、実は中高一貫教育で福岡県内有数の進学校でもある「文武両道」の学校で、偏差値も62以上とかなり高いですね。

さて、津山尚大選手の出身中学校は北谷中学校であり、大濠高等学校には高等部から通っていますね。

一般入試での入学となれば津山尚大選手は学業においても優秀だったことになります。スポーツ推薦での入学だとしても大濠高等学校は文武両道なので、受験者にはハイレベルな学力が求められる可能性が高いですよね。

かぷっちょ
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津山尚大選手はバスケがうまいだけではなく、学力も高いレベルだったかもしれないですね。

津山尚大選手の経歴は?

津山尚大選手の所属チーム歴について調べてみました。

年/月 所属チーム 大会名 順位
2013/12 福岡大学付属大濠高等学校 ウィンターカップ 準優勝
2014/4 U18日本代表 ドイツ遠征 予選敗退
2014/8 福岡大学付属大濠高等学校 全国高等学校総合体育大会 優勝
2014/10 福岡県チーム 国民体育大会(少年男子) 優勝
2014/12 福岡大学付属大濠高等学校 ウィンターカップ 準優勝
2014-2015 琉球ゴールデンキングス bjリーグ 西地区2位
2015-2016 琉球ゴールデンキングス bjリーグ 西地区2位
2016-2017 琉球ゴールデンキングス B.LEAGUE 西地区2位
2017-2018 琉球ゴールデンキングス B.LEAGUE 西地区1位
2018-2019 ライジングゼファー福岡 B.LEAGUE 西地区6位
2019-2020 ハリファックス・ハリケーンズ NBLC

津山尚大選手は北谷小学校2年生のときに両親の影響でバスケットボールを始めました。兄3人もバスケットボールをやっていたことに加えて庭にリングがあるという「バスケットボール一家」で育った津山選手は中学校時代には頭角を現し、北谷中学校時代には「全国中学校バスケットボール大会」の県大会で2回優勝しています。

その後、強豪である「福岡大学付属大濠高等学校」に進学して多くの実績を残した津山尚大選手は、中学生のときからあこがれていた地元のチームであり当時のbjリーグの強豪でもあった「琉球ゴールデンキングス」に入団して活躍することになります。

かぷっちょ
かぷっちょ
ここでも、幼少期から夢中になれるものを見つけることの重要性を実感しました。

2016年には日本代表候補重点強化指定選手にもなっている選手なので、日本代表で活躍するのを見られる日も近いでしょう。

津山尚大選手がカナダに移籍する理由

津山尚大選手が海外でのプレーを意識するようになったのは、2014年に「U18日本代表」として「第27回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」に参加してドイツやトルコなど、ヨーロッパの強豪と対戦したことだそうです。

そこで海外の選手の強さやうまさを体感した津山尚大選手は、次第に自分も海外でのプレイを意識するようになりました。180㎝という身長では海外ではポイントガードとしての起用になると考えた津山尚大選手は、

スピードもフィジカルもシュート力もパスもある、すべて揃った理想のポイントガードになりたいです。

出典:https://basket-count.com/article/detail/28119

という目標を立て、第一のステップとしてポイントガードとして必要なパスの受け方や出し方などのスキルを学ぶため、自身をポイントガードとして育成すると確約してくれた「ライジングゼファー福岡」に2018年に移籍しています。

津山尚大選手は、2024年のパリオリンピックに出場することを最大の目標にしていて、海外で学んだスキルを日本代表に活かしたいと考えているようです。

そこで、体の大きくない自分が活躍するには、体格やフィジカルの強さを活かしたプレーが特徴の米国ではなく、パス回しや身体の使い方の上手な選手が多いヨーロッパでプレイして彼らのスキルを見て学ぶ必要があると考えました。

よって、津山尚大選手の希望する行き先はヨーロッパ、それも国内リーグのレベルが非常に高いスペインだそうです。

ところで、彼は冷静に自分の現在の立ち位置を見つめることのできる選手でもあります。そのためヨーロッパ移籍も2023年までの目標としており、とりあえず海外のリーグで日本人以上に体格やフィジカルの優れた選手と戦う経験を積み重ねることを第二のステップとして選んでいます。

かぷっちょ
かぷっちょ
日本人には確かにNBAよりヨーロッパのリーグの方が合っているような気がします。津山尚大選手が成功すれば、日本人バスケットボールプレイヤーのステップアップの場として定着していくような気がします。




津山尚大選手がクラウドファンディングを選んだ理由

津山尚大選手が海外に挑戦するにあたっては、クラウドファンディングが行われましたが、これが想像以上の盛り上がりを見せたので、ここで紹介します。

このクラウドファンディングの発起人は糸村昌史さんという方なのですが、この方はなんと津山尚大選手が小学校時代に教わっていた先生の義理の息子なのだそうですよ。その縁で津山尚大選手と糸村昌史さんは深い親交関係にありました。

津山尚大選手の挑戦を知った糸村昌史さんが旗振り役となり、支援プロジェクト「TSUYAMA DREAM CATCH」が立ち上がり、所属チームを探す代理人に支払う費用や津山尚大選手が海外で生活するのにかかる費用をクラウドファンディングによって調達することになったわけです。

このプロジェクトについて糸村昌史さんから聞かされた津山尚大選手もこのプロジェクトに賛同して、バスケット教室を開いたり母校でOB戦を行ったりして沖縄県への恩返しの気持ちを表していました。

かぷっちょ
かぷっちょ
こういう話は、ドラマや漫画みたいで胸が熱くなりますね。

クラウドファンディングは7月10日から8月末まで行なわれ、約420万円の資金が集まり非常に盛り上がりを見せました。このクラウドファンディングには沖縄県内の多くのクリエイターからも支持が集まりました。

そして、なんと次のようなプロジェクト支援グッズも作成され、投資してくれた人に対する返礼品とされています。

支援グッズまで用意されるとは、凄い盛り上がりですね。

かぷっちょ
かぷっちょ
これだけの盛り上がりを見せたのも、津山尚大選手の人望のなせる業だったのかもしれません。

まとめ

本日は、当記事を読んでくださいまして誠にありがとうございました。この記事をまとめると下のようになります。

  • 津山尚大選手は大柄ではないが、スピードと得点能力に秀でた選手である
  • 津山尚大選手は小学校2年生のときにバスケをはじめ、恵まれたバスケ環境も手伝って、腕前を急速に伸ばしていった
  • 津山尚大選手は2014年の欧州遠征以来、海外でのプレイを意識するようになった
  • 津山尚大選手は体格を活かしたプレイが特徴のNBAよりもパス回しや身体の上手な使い方が特徴のヨーロッパのリーグを目指している
  • 津山尚大選手のポジションは当初はシューティングガードであったが、自身の体格などを考慮してポイントガードをやるようになった
  • 津山尚大選手の海外挑戦にはクラウドファンディングが行われ、多くのクリエイターが参加するなど沖縄県全体での盛り上がりとなった

津山尚大選手を応援する沖縄県民の気持ちの熱さと、津山尚大選手自身の日本のバスケットボールを盛り上げていきたいという思いの強さを感じることができました。

これからの津山尚大選手の飛躍を期待しています。