こんにちは、Cappuccioです!
本日は当ブログ「かぷっちょ博士の徒然記」を読んでくださって誠にありがとうございます。
このブログでは、五輪大会をはじめとした国際大会での活躍が期待される若手スポーツ選手に関する情報を主にお届けします。
この記事は次のような方におすすめです。
- 東京五輪を楽しみにしている方
- 柔道を応援している方
- 鍋倉那美選手を応援している方
2019年12月に行われたマスターズ大会(中国・青島)で鍋倉那美選手が、世界選手権3連覇中のクラリス・アグベニェヌ選手に勝利して優勝しました。
この記事では、
- 鍋倉那美選手の出身地・高校・兄弟など、プロフィール
- 鍋倉那美選手が「阿部一二三選手に勝った」話の真相など、経歴
について書いていきます。
鍋倉那美選手のプロフィールは?
いつものようにまずは顔写真から始めます。
【#ワールドマスターズ】大会2日目
女子63kg級 優勝#鍋倉那美 選手
おめでとうございます#JudoMasters @Judo pic.twitter.com/NUTptjXLRi
— 全日本柔道連盟(AJJF) (@ajjf_judo) December 14, 2019
それでは、鍋倉那美選手のプロフィールを紹介していきます。
- 名前の読み方:なべくら なみ
- 生年月日:1997年4月11日
- 出身地:兵庫県姫路市
- 家族構成:父、母、兄(2人)、妹
- 出身中学/高校/:大成中学/大成高校
- 身長:161㎝
- 現在の所属:三井住友海上
- 階級:63kg級
- 得意技:内股
鍋倉那美選手の出身地は兵庫県姫路市ですね。大津小学校の卒業生とのことです。
鍋倉那美選手が練習していた「広畑柔道教室」も比較的近いところにあるので、実家も大津小学校と「広畑柔道教室」の中間あたりにあるのではないかと考えられます。
鍋倉那美選手には兄が2人、妹が1人います。
鍋倉那美選手の出身中学・高校は?
鍋倉那美選手は小学校卒業後柔道に専念するために、地元の学校ではなく愛知県の大成中学校へ進学しています。
大成中学校とはどのような学校なのでしょうか?調べてみました。
大成中学・高校は「学校法人 愛知真和学園」が経営する中高一貫教育の学校であり、語学教育を中心に学習環境の整った学校です。
学校に関する口コミを見ても学習環境に対する評価は非常に高いです。
また、周辺地図を見ても近くに幼稚園や小学校があり、地域としての学習環境もなかなかよさそうです。
一方、スポーツ活動の盛んな学校でもあり、2019年6月時点では中学校では生徒約300名のうち6割以上の生徒が、高校では生徒740名のうち4割以上の生徒がスポーツ部に入っています。
中学校では特に柔道部とテニス部に部員が多く、40名~50名の部員がいます。
また、高校ではサッカー部・バスケットボール部・野球部が40名~70名の部員を擁しています。柔道部も男女合わせて55名の部員がおり、柔道が盛んな中学・高校なのだという印象を受けました。
大成中学・高校は2000年以降柔道の強豪校となりつつあり、ロンドン五輪で入賞した中井貴裕選手やリオ五輪銅メダリストの近藤亜美選手など、数多くの実力者を輩出しています。
鍋倉那美選手の経歴は?
鍋倉那美選手が柔道を始めたきっかけや出場した大会での成績、阿部一二三選手に勝った話などについて記していきます。
鍋倉那美選手が柔道を始めたきっかけは?
鍋倉那美選手が柔道を始めたのは5歳のときで、2人の兄の影響で「広畑柔道教室」に通い始めたのがきっかけです。
「広畑柔道教室」というのはこちらの柔道教室ですね。主に強豪実業団である「新日鉄住金」柔道部OBが指導にあたり、2019年で創立45年となる名門教室のようです。
はじめは友達や妹と「遊び場」のような感覚で通い自然に柔道を始めていたそうですが、小学校3年生からは強化コースに入り本格的に柔道を始めていきます。
鍋倉那美選手の主な成績は?
鍋倉那美選手の成績について、主なものを紹介していきます。
大きな大会に絞ったうえ、3位以内のもののみ記述しますが、それでも数が多いので小学生時代・中学生時代・高校生時代・2016年4月~2017年・2018年~2019年に分割します。
小学生時代
年/月 | 大会名 | 階級 | 成績 |
2008/8 | 全国小学生学年別大会 | 40kg級 | 優勝 |
強化コースに入ってからわずか2年後には、早くも「全国小学生学年別大会」で優勝しています。
中学生時代
年/月 | 大会名 | 階級 | 成績 |
2010/8 | 全国中学校大会 | 57kg級 | 3位 |
団体 | 3位 | ||
2011/8 | 全国中学校大会 | 団体 | 3位 |
2012/3 | 近代柔道杯 | 団体 | 優勝 |
2012/4 | 全日本カデ体重別選手権 | 63kg級 | 3位 |
2012/8 | 全国中学校大会 | 63kg級 | 優勝 |
団体 | 優勝 | ||
2012/9 | マルちゃん杯 | 団体 | 優勝 |
強豪校になりつつあった大成中学校に進学した鍋倉那美選手は、同校と提携する「大石道場」で大石公平氏による熱血指導を受けて実力が開花します。
中学校3年生のときには中学柔道3大大会(「近代柔道杯全国中学生柔道大会」「全国中学校柔道大会」「マルちゃん杯全日本少年柔道大会」の3つをさす)団体でいずれも優勝しました。
高校生時代
大成中学校は中高一貫教育であったため、鍋倉那美選手もそのまま大成高校に進学しています。
年/月 | 大会名 | 階級 | 成績 |
2013/4 | 全日本カデ体重別選手権 | 63kg級 | 優勝 |
2013/8 | インターハイ | 63kg級 | 3位 |
団体 | 3位 | ||
2014/3 | 全国高校選手権 | 63kg級 | 優勝 |
団体 | 3位 | ||
2014/7 | 金鷲旗 | 団体 | 3位 |
2014/8 | インターハイ | 団体 | 準優勝 |
2014/9 | 全日本ジュニア選手権 | 63kg級 | 準優勝 |
2014/10 | 世界ジュニア選手権 | 63kg級 | 準優勝 |
団体 | 優勝 | ||
2015/3 | 全国高校選手権 | 63kg級 | 準優勝 |
団体 | 準優勝 | ||
2015/6 | 東アジア選手権 | 63kg級 | 優勝 |
団体 | 優勝 | ||
2015/7 | 金鷲旗 | 団体 | 準優勝 |
2015/8 | インターハイ | 63kg級 | 優勝 |
団体 | 優勝 | ||
2015/9 | 全日本ジュニア選手権 | 63kg級 | 優勝 |
2015/10 | 国体(少年女子の部) | 63kg級 | 優勝 |
2015/10 | 世界ジュニア選手権 | 63kg級 | 優勝 |
団体 | 優勝 | ||
2015/11 | 講道館杯全日本選手権 | 63kg級 | 準優勝 |
高校年代でも学年が上がるごとに優勝・準優勝の回数が増えていることからも、順調に成長し、充実した高校生活を送っていたのだろうと思われます。
中でも、高校3年時にインターハイで団体優勝したことが高校生活で一番の思い出であると鍋倉那美選手本人が語っています。
2016年4月~2017年
大成高校を卒業した鍋倉那美選手は、実業団の強豪・三井住友海上に入社しています。
年/月 | 大会名 | 階級 | 結果 |
2016/6 | グランプリ・ブダペスト | 63kg級 | 優勝 |
2016/9 | 全日本ジュニア選手権 | 63kg級 | 3位 |
2017/5 | アジア選手権 | 63kg級 | 優勝 |
団体 | 優勝 | ||
2017/9 | 全日本ジュニア選手権 | 63kg級 | 3位 |
2017/11 | 講道館杯全日本選手権 | 63kg級 | 3位 |
2017/12 | グランドスラム・東京 | 63kg級 | 準優勝 |
2017/12 | ワールドマスターズ | 63kg級 | 準優勝 |
鍋倉那美選手は2016年には生活環境の変化などから精神的に不安定になり、自分を見失いそうになったといいます。
しかし、リオ五輪を現地で見たことで一念発起して翌2017年には「アジア選手権」で優勝するなど、順調に実力を伸ばしています。
2018年~2019年
年/月 | 大会名 | 階級 | 成績 |
2018/8 | ジャカルタ・アジア大会 | 63kg級 | 優勝 |
2018/11 | グランドスラム・大阪 | 63kg級 | 準優勝 |
2018/12 | ワールドマスターズ | 63kg級 | 準優勝 |
2019/2 | グランドスラム・パリ | 63kg級 | 3位 |
2019/4 | 全日本選抜選手権大会 | 63kg級 | 準優勝 |
2019/11 | 講道館杯全日本選手権 | 63kg級 | 優勝 |
2019/11 | グランドスラム・大阪 | 63kg級 | 3位 |
2019/12 | ワールドマスターズ | 63kg級 | 優勝 |
2019年4月の「全日本選抜柔道体重別選手権」では、東京五輪出場を目指すライバルで2018年の世界選手権で銀メダルを獲得した田代未来(みく)選手に敗戦してしまいました。
このことで東京五輪の出場権争いは田代未来選手が大きくリードしましたが、鍋倉那美選手も11月の「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」で優勝して粘りを見せます。
そして圧巻だったのが2019年12月に行われた「ワールドマスターズ」です。
準々決勝でリオ五輪の金メダリスト(ティナ・トルステニャク選手)、準決勝で田代未来選手に勝利して、決勝戦では世界選手権3連覇中の選手(クラリス・アグベニエヌ選手)と対戦しました。
クラリス・アグベニエヌ選手は世界選手権3連覇中の実績に加え、田代未来選手を得意としていることから、東京五輪の金メダル候補とされています。
この金メダル候補に対して、「担ぎ技に弱い」と分析していた鍋倉那美選手は「背負い投げ」などの技を連発して勝利、東京五輪代表争いに生き残りました。
鍋倉那美選手が阿部一二三選手に勝ったのはいつ?
鍋倉那美選手は「阿部一二三選手に勝った」選手としてメディアで取り上げられることが多いですが、それはいつ頃の話でどれぐらいの頻度で勝っていたのでしょうか?
阿部一二三選手は男子66kg級の選手で、グランドスラムで7回・世界選手権で2回優勝するなどの実績を持ち、東京五輪への出場も有力視されています。
中学生以降で男子選手と女子選手が直接対戦することはほぼなくなるので、小学生時代の話だと思われます。
阿部一二三選手は鍋倉那美選手と同じ兵庫県出身ですが、小学生のときは「兵庫少年こだま会」というところで柔道をやっていたみたいなので、「同じ道場に通い、練習で負けていた」わけではないようですね。
となると、小学生の大会で負けたことになりますが、「全国小学生学年別柔道大会」では男子の部・女子の部にわかれており、阿部一二三選手と鍋倉那美選手が対戦することはありません。
ということは、「全国少年柔道大会」か「全日本少年少女武道錬成大会」、はたまた兵庫県や近畿地方の少年少女大会でしょうか?
鍋倉那美選手と阿部一二三選手はお互いをライバル視している?
鍋倉那美選手と阿部一二三選手は
- 同じ兵庫県出身
- 年齢も同じ
- 体格も似ている(阿部一二三選手は身長167㎝・66kg級)
ということで、お互いに意識しあっているようです。
このことは、お互いの発言からもわかります。最後に、鍋倉那美選手と阿部一二三選手がお互いをライバル視していることがわかる発言をいくつか引用してみます。
まずは、鍋倉那美選手の阿部一二三選手に関する発言から紹介していきます。
良い刺激になっている。世界選手権で圧倒的な力を見せつけられて、今は差がついてしまったけど少しでも近づきたい。負けてられない
出典:https://www.nikkansports.com/sports/news/201710010000643.html
たぶん、一二三選手は優勝すると思うので、私も優勝したい。負けられない
出典:https://www.nikkansports.com/sports/news/201902050000390.html
阿部選手も必死だと思う。自分も必死に頑張りたい
出典:https://www.asahi.com/articles/ASMDF75LXMDFUTQP02Z.html
一方、阿部一二三選手の鍋倉那美選手に関する発言を紹介していきます。
今の自分があるのも鍋倉のおかげ
出典:https://spread-sports.jp/archives/14741
僕もしっかり勝ちきって、男子と女子で刺激し合えば良いと思う
出典:https://www.nikkansports.com/sports/news/201902050000390.html
まとめ
当記事を最後まで読んでくださって誠にありがとうございます。
この記事の内容をまとめると以下のようになっております。
鍋倉那美選手は、
- 兵庫県出身で、小学生時代は名門の「広畑柔道教室」で練習していた
- 小学生時代、阿部一二三選手に一度も負けたことがない
- 愛知県の「大成中学校」に進学して、大石公平氏の指導を受けた
- 高校卒業後はオリンピックや世界選手権のメダリストが揃う「三井住友海上」に入社した
- 2019年12月の「ワールドマスターズ」で優勝して東京五輪出場の可能性が出てきた
- 阿部一二三選手と年齢や体格など共通点が多く、お互いをライバル視している
鍋倉那美選手の今後の活躍が楽しみですね。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。