この記事は、このような人が読むと面白いですよ。
- スケートボードが好きな人
- スケートボードについて知りたい人
- 西村碧莉選手が好きな人
- オリンピックの新競技について知りたい人
こんにちは!Cappuccio(かぷっちょ)です。
2020年の東京オリンピックで新種目として採用されたスケートボード。そのスケートボードで金メダルの最有力候補といわれているのが西村碧莉選手です。
西村碧莉選手はまだ17歳ととても若い選手ですが、世界での実績は輝かしいものであり金メダルが有力視されるのも納得です。
この記事では、西村碧莉選手の経歴やプレイスタイル、今後習得を目指している大技について調べました。
また、東京オリンピックのスケートボード代表がどのように選考されるのかも紹介します。
西村碧莉選手のプロフィールと経歴紹介
西村碧莉選手は業界内では知名度が高いですが、まだまだ知らない人も多いと思うのでプロフィールと経歴を紹介します。
西村碧莉選手のプロフィール
はじめに西村碧莉選手のプロフィールを調べました。
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読み方がわからない人もいたと思いますが、あおりって読むんですね!
西村碧莉選手には2人の姉と年の離れた弟がいます。2人の姉もスケートボードをやっていて特に次女の詩音(ことね)さんは日本でもトップクラスのスケーターのようです。そんな姉2人の影響をうけて、碧莉さんもスケートボードをはじめました。
また、兄弟仲もよくインスタグラムとかでも一緒に映っている写真が多いです。余談ですがスケート大好き一家のようで、子供たちの頭文字をとると「SKATE(スケート)」になるように名付けたようです。
父親本人は偶然だといっていますが、おそらく狙っていたことでしょう。
高校は通信制の学校で、有名なスポーツ選手なども通っています。スポーツに専念するためにこの学校を選んだのでしょうね。
西村碧莉選手の経歴
西村碧莉選手の経歴を紹介します。
2012年~2013年(小学生時代)
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西村碧莉選手がスケートボードを始めたのは7歳の頃でしたが、わずか4年で全国大会で優勝しています。やはりスケートボーダーとしての素質は十分に持っていたという事でしょうか。
2014年~2016年(中学生時代)
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2016年には中学生ながら世界のトップスケーターが集まる「X-GAME」や「SUPER CROWN」といった大会に出場して入賞しました。中学生の時点ですでに世界トップレベルの実力を持っていたとは驚くばかりです。
2017年~2019年(高校生時代)
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2017年以降は「X-GAMES」で日本人初優勝を達成するなど、世界の頂上に上り詰めました。
こうして振り返ってみると、西村碧莉選手の成長速度はとてつもなく速いと感じます。今後どこまでスケールの大きな選手として成長していくのか、とても楽しみです。
西村碧莉選手の強さの秘訣とプレイスタイルは?
スケートボードをはじめてから10年足らずで世界のトップになった西村碧莉選手。彼女の強さの源はどこにあるのか、また彼女のプレイスタイルにはどのような特徴があるのでしょうか?さっそく調べてみました。
西村碧莉選手の強さの秘訣
西村碧莉選手は強気な性格で、高難度な技に次々に挑戦していきます。そして挑戦した技を高い完成度で成功させることができるのが特徴です。
ところで、西村碧莉選手は「ムラサキスポーツ東京」や北千住などで普段練習していますが、コーチはつけていません。それでは西村碧莉選手はどのようにして技を身につけているのでしょうか?
西村碧莉選手の父は学生時代にスケートボードをやっていたこともあり、西村姉妹にアドバイスしているそうです。また、プロのスケートボーダーの動画を見て研究することもあります。
家族にアドバイスをもらったり動画で研究するだけで技を習得して完成度も高められるとは、西村碧莉選手は研究熱心で頭もいい選手なのでしょうね。
西村碧莉選手のプレイスタイル
とあるインタビューで自身のプレイスタイルについてこたえていました。
パークスタイルとストリートスタイルの違い
- パークスタイル:巨大なお椀やお皿を複数繋げたような複雑な形のコースで行う
- ストリートスタイル:手すりやジャンプ台のような障害物が置かれたコースで行う
そのため、初心者からするとレールの難易度や細かい技術の凄さは、スケートボード初心者やスケートボードを初めて見る人には分かりにくい部分があるかもしれませんね。
西村碧莉選手が意欲を見せる新トリックは?
西村碧莉選手は次々と新しい技を習得していますが、次に習得を目指す技は「トレフリップ」という技だそうです。
「トレフリップ」とはこちらの技になります。スケートボードが水平方向に360度回転する間に垂直方向にも360度回転しています。ボードが複雑に回転するため見映えがする技ですが、それだけに習得は容易ではなさそうです。
西村碧莉選手がこの大技を華麗に決めるところをみてみたいですね!
西村碧莉選手の東京五輪出場の条件は?
気になる東京オリンピックの代表争いですが、スケートボード代表はどのようにして決定するのでしょうか。
東京オリンピックで実施されるスケートボードの競技は、「ストリート」と「パーク」の2つの種目が行われます。出場する選手の人数は「ストリート」「パーク」ともに男女各20名です。日本代表は「ストリート」「パーク」ともに開催国枠も含めて男女各3名、最大12名の選手が東京オリンピックに出場することができますね。
東京オリンピックに出場するためには、2019年1月1日から2020年5月31日までに行われる国内外の大会に出場してポイントを積み重ねる必要があります。また、世界選手権で上位3名に入るとその時点で東京オリンピック出場が決定します!
西村碧莉選手はすでに2019年1月に行われた「World Skate SLS 2018 World Championships」で優勝していますね。これに加え今後「X-GAMES」や国内選手権でも表彰台に上がる可能性があることから、西村碧莉選手は「ストリート」で東京オリンピックに出場することが確実視されています。
もしかすると2019年9月の世界選手権メキシコ大会で上位3名に入り、その時点で東京オリンピック出場を決めてしまうかもしれませんね!
2019年と2020年に国内外で行われるスケートボードの大会は、例年以上に目が離せないものになりそうです。
観戦する側からするとかなり興奮の案件ですが、碧莉さん本人はオリンピックが最終目的ではないと公言しています。
まとめ
世界トップレベルの実績を持ち、東京五輪での金メダルも有力視されている西村碧莉選手。西村碧莉選手は7歳のときにスケートボードをはじめてからものすごいスピードで成長して、東京オリンピック以降もまだまだ成長が期待できるでしょう。
西村碧莉選手の成長の原動力となっているのは、彼女自身の強気さと研究熱心さだと思われます。次々と難度の高い技に挑戦して、完全に自分のものにしてしまいます。
西村碧莉選手はこれから「トレフリップ」という新たな技習得への意欲を示しています。「トレフリップ」はなかなかかっこいい技です。ぜひ成功させて世界をあっと言わせてほしいですね。
東京オリンピックで日本代表に選ばれるためには、世界選手権で上位3名に入るか今後1年以上にわたって複数の大会で安定した優秀な成績を残さなければなりません。西村碧莉選手の過去の実績から考えると東京オリンピック出場はほぼ確実で、世界選手権で代表入りを決めてもおかしくありません。
みなさんで一緒に西村碧莉選手を応援していきましょう!