【女子卓球】早田ひなが急成長！ダブルスで東京五輪出場か？躍進を支えた「石田卓球クラブ」とは

この記事は、以下のような人が読むと面白いですよ。

こんにちは！Cappuccio（かぷっちょ）です。

ご存知かと思いますが、卓球女子日本は現在石川佳純選手や伊藤美誠選手を筆頭に史上空前の高いレベルにあります！そのため、卓球女子日本代表は東京五輪でメダルをたくさん獲得することを期待されています。

この記事では早田ひな選手の活躍と、活躍を支えた「石田卓球クラブ」について紹介していきます。また、同じ意見の人も多いと思いますが私はダブルスには早田ひな選手が出場するべきだと思っているので、ここでその理由を述べたいと思います。

早田ひな選手が急成長！

それでは、早田ひな選手のプロフィールと経歴を紹介します。

早田ひな選手のプロフィール！長身で左利き！

まずは、早田ひな選手のプロフィールを紹介します。

早田ひな選手は、166cmと日本女子卓球選手の中ではかなりの長身で、長い手足を活かしたパワーのある攻撃と守備範囲の広さが持ち味です。2015年からは技術力の向上にもいそしんでおり、今後ますますの活躍が期待されます。

そして面白いことに、早田ひな選手は日常生活は右利きですが試合では左手にラケットを持ちます。

でも最近では左利きの卓球選手って増えてます。

早田ひな選手の主な出場大会と結果

早田ひな選手の主な出場大会と結果について記していきます。数がかなり多いので団体・シングルス・ダブルスに分けました！

団体

大会名に「ホープス」「カデット」「ジュニア」などの名前がついていますが、これは「年代別」の大会であることを示しています。

「全国ホープス卓球大会」および「東アジアホープス卓球大会」は12歳以下の大会であり、早田ひな選手は全国の小学生を代表する力を持っていました。

「アジアジュニア・カデット卓球選手権」は「カデット」が15歳以下、「ジュニア」が18歳以下というふうにわかれています。

シングルス

早田ひな選手は遅咲きの選手だと思われがちですがこうやって戦績を並べてみると、

• 中学2年生でITTFワールドツアーで決勝に進出
• 高校1年生で高校卓球選手権で優勝

など、小学生年代から現在まで大きなスランプもなく安定的に成長し続けている、という印象ですね。

もともと持っていたパワーのある攻撃に加え、2015年から練習していた、バックハンドでボールに横回転をかける技（チキータ）を習得しました。その結果として、2016年後半ごろからのワールドツアーでの活躍に繋がっているのですね。

ダブルス

ダブルスの成績はまさに圧巻！「なんじゃこりゃ～！！」としかいえないかぷっちょ君の気持ち、分かっていただけますか？

2017年から伊藤美誠選手とペアを組み、「みまひな」という愛称で人気があります。実績も素晴らしいものがあり、「みまひな」で挑んだダブルスはほぼすべて優勝しているんです。

2019年4月の「世界卓球選手権」決勝では惜しくも敗れてしまいましたが、48年ぶりに日本人ペアで準優勝という偉業を達成しました！

早田ひな選手はダブルスで東京五輪出場か？

早田ひな選手が東京五輪に出られるかどうかは、正直なところシングルスでは非常に厳しいですね。

なぜなら、早田ひな選手の現在（2019年5月度）のランキングは世界ランキング30位、日本人選手内でも9位となっています。

これに対して東京五輪代表選考基準は、シングルスについては「2020年1月時点の世界ランキングの上位2人」なので、現在9位の早田ひな選手は相当大躍進しなければなりません。

しかも、「ジャパントップ12卓球大会」で敗れてシングルスで「世界卓球選手権」に出場できなかったため、今後の五輪出場権をかけた争いはさらに険しいものになります。

一方、団体戦のダブルスのみに出場するメンバーは、シングルスに出場する2名との相性その他を考慮して選ばれるため、伊藤美誠選手が東京五輪に出場することが決まった場合は、「みまひな」の実績から考えて早田ひな選手が東京五輪に出場する可能性が高まるでしょう。

「世界卓球選手権」のダブルスに早田ひな選手が出場していたことも考え合わせると、今のところ東京五輪の卓球団体戦のメンバー争いは、早田ひな選手が一歩リードしているといえるでしょう。

早田ひな選手の躍進を支えた「石田卓球クラブ」とは？

早田ひな選手は他の多くの卓球選手と違い、父母共に卓球経験者ではありません。早田ひな選手が卓球を始めたのは4歳のときで、「石田卓球クラブ」へ姉のすみれさんについていったのがきっかけです。

ちなみに「石田卓球クラブ」の所在地はこちらです。また、川をはさんですぐのところに筑豊電鉄の「希望が丘高校前」駅と「東中間」駅が見えます。余談ですが、早田ひな選手は「中間市立中間東中学校」と「希望が丘高等学校」を卒業しています。早田ひな選手の実家がこの近くなのでしょうか。

始めにも書いたように、早田ひな選手の父母共に卓球経験者ではないので、「石田卓球クラブ」を目当てに住む場所を決めたわけではなさそうです。たまたま「石田卓球クラブ」が近くにあった、という可能性の方が高そうです。だとすると、早田ひな選手は卓球の選手になる運命だった、といえるでしょう。

早田ひな選手と「石田卓球クラブ」のかかわりはまだ続きます。早田ひな選手が進学した先の「希望が丘高等学校」の卓球部の顧問は石田弘樹氏です。この石田弘樹氏は「西日本総合卓球選手権大会」のダブルスで2度優勝するなどの実績があり、日本代表のジュニア、ホープス世代のコーチもしています。

「石田卓球クラブ」では、石田大輔コーチが気持ちの整理の仕方や栄養管理など、細部まで徹底的に指導を行い、課題であったスタミナ不足を克服しています。

早田ひな選手は2019年3月、「希望が丘高等学校」を卒業するにあたりインスタグラムに以下の投稿を行い、「石田卓球クラブ」への感謝も伝えています。

 

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本日希望が丘高校を卒業しました。沢山の方々にサポートして頂き、卓球に専念できる環境で3年間過ごすことができ本当に感謝しています。 そして私がお世話になった石田卓球クラブの男先生女先生、14年間大切に育てていただきありがとうございました。必ず良い報告を持ってまた帰ってきます！ #希望が丘高校#3日遅れで#卒業しました

Hayata Hina☺︎さん(@hayata_hina)がシェアした投稿 – 2019年 3月月4日午前6時46分PST

「石田卓球クラブ」はとても面倒見の良い卓球クラブのようですね。

まとめ

この記事には、以下のことが書かれています。

上で述べてきたように、早田ひな選手のここ2～3年の躍進は目覚ましいものであり、特にダブルスは「みまひな」が世界でもほとんど無敵といい状態でここまで来ています。東京五輪でも「みまひな」の卓球を見たいですね！

それと「石田卓球クラブ」ですが、早田ひな選手が4歳のときから現在までずっと面倒を見続けてきました。これはもう、卓球だけではなく「人としての生き方」もしっかりと学んだに違いありませんね。まさに「人生の師」といったところではないでしょうか？

今後も末永く早田ひな選手を応援していきましょう。