こんにちは、Cappuccioです!
2020年6月16日に池江璃花子選手が西崎勇さんをヘッドコーチとする新体制で、2024年のパリ五輪を目指して再スタートを切りました。
池江璃花子選手といえばご存知の方がほとんどだと思いますが、2019年2月に白血病と診断され、治療に専念していました。
それだけにこのニュースはたくさんの人々に感動を与えてくれたことでしょう!
そこで池江璃花子選手について調べたところ、父・母がかなりすごい人だということがわかりました。
また池江璃花子選手は5年ほど前からメディアでの注目度が大きく、すごい選手なのだろうと思っていたのですが、想像をはるかに超えていました。
ということでこの記事には、以下のようなことを書いていきます。
- 池江璃花子選手の父・母もすごい人だった!
- 池江璃花子選手の快挙やリオ五輪での結果についてまとめてみた!
読者の皆様に少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
池江璃花子選手の父・母がすごい!
池江璃花子選手についてですが、両親や兄弟もすごい人であることが知られていますね。池江璃花子選手の経歴を振り返るためには欠かせない人物なので、紹介したいと思います。
池江璃花子選手の父は元航空自衛隊パイロットで長身!
池江璃花子選手の父ではないかといわれているのが、池江俊博(としひろ)さんという方です。
池江俊博さんのブログによりますと、彼の子どもについて次のことがわかりました。
- 2009年に中学校を卒業した娘がいる
- 2009年3月時点で小学校2年生だった娘がいる
- 末の娘は2009年7月に自由形、バタフライ、背泳ぎでジュニアオリンピック(春季大会)への出場権を獲得している
- 2015年6月時点で高校3年生だった息子がいる
- 息子、末娘ともに国体に出場するほどの水泳の実力者である
この情報を基に考察すると、
- 池江俊博さんのお子様の2020年現在の年齢は長女(26~27歳)、長男(22~23歳)、次女(19歳~20歳)
- 池江璃花子選手は2020年6月時点で19歳で兄とは3歳差、姉とは7歳差である
- 兄弟構成・年齢の点から池江俊博さんが池江璃花子選手の父であるという情報は正しそう
- 池江璃花子選手は2010年3月のジュニアオリンピックに出場している
- 池江俊博さんの長男・次女は2人とも2015年の国体に出場している
以上から、池江璃花子選手の父は池江俊博さんであるという情報はかなり信ぴょう性が高いと思われます。
池江俊博さんはまず、190㎝という背の高さが目を引きますね。
さて、池江俊博さんですが長身であるというだけではなく、元航空自衛隊戦闘機パイロットであるという経歴が注目を集めています。
池江俊博さんは20年以上にもわたって幼児教育に携わってきた方でもあり、幼児教育に関する本も多数出版されております!
本日ご紹介する本は、水泳選手の池江璃花子さんのお父さんが著者の『子どもを伸ばす親とダメにする親の習慣』です。金メダリストを育て上げた父の習慣はタメになること間違いなし!
教育実用書コーナーに置いてあります!ぜひお手にとってみてください😊#池江俊博 #池江璃花子 pic.twitter.com/S6tWXlttF6— 喜久屋書店明石駅ビル店 (@KIKUYA_akashi) January 31, 2019
今日のブログ書評は、池江俊博『男の子を「伸ばす親」と「ダメにする親」の習慣』(明日香出版社)です。わからずやでマイペースな男の子が立派な男子に育つ66のコツを紹介している書です。https://t.co/KP1gqGuqFX
— 大杉 潤 (@alohakcc) April 14, 2019
池江俊博さんは能力開発トレーナーとしても活躍していて、現在は「株式会社ノーザンライツ」の代表取締役をしていて、外国人の留学・就労支援やパート労働者の能力開発支援などに携わっています。
池江璃花子選手の母は幼児教室の代表
池江璃花子選手の母は美由紀(みゆき)という名前で、幼児教室「EQWEL チャイルドアカデミー」の本八幡教室で代表講師を務めています。
水泳の池江璃花子選手の母親の子育て方法がすごい!!
七田式幼児教室の先生という母親、池江美由紀さん。自分のちゃらんぽらん子育てと間逆すぎて自信なくす~。
適当ママは覚悟して読んでね😂(笑)https://t.co/IzlG926Oso#池江璃花子 #池江美由紀— サクサク (@sakurasaku725) September 11, 2019
池江璃花子選手の兄も水泳選手!
池江璃花子選手には7歳年上の姉と3歳年上の兄がいますが、それぞれ現在はどういう生活をしているのか気になったので調べてみました。
池江璃花子選手の兄は、毅隼(たけはや)さんという方で2020年まで早稲田大学のスポーツ科学部に所属しました。
池江璃花子選手と同じく2015年のインターハイで準優勝するなどの実力者であり、国体やインターカレッジにも出場するなど実績も豊富な選手です。
大学卒業後の進路については、確かな情報が得られましたら追記致します。
池江璃花子選手の姉についての情報は得ることができませんでしたが、両親や妹たちの経歴から考えると幼児教育やスポーツ選手の育成に携わりそうですね。
池江璃花子選手のプロフィールは?
はじめに、池江璃花子選手の画像を紹介します。
池江璃花子選手のプロフィールは下記のようになります。
- 名前の読み方:いけえ りかこ
- 生年月日:2000年7月4日
- 出身地:東京都江戸川区
- 出身高校:淑徳巣鴨高校
- 所属大学:日本大学スポーツ科学部
- 所属クラブ:ルネサンス
- 身長:171㎝
- スポンサー:MIZUNO、SKⅡ、東京海上日動、など
- 家族構成:父・母・兄・姉
- 公式サイト:https://www.rikako-ikee.jp/
- 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/ikee.rikako/
池江璃花子選手の快挙やリオ五輪での結果は?
ここからは池江璃花子選手が達成した快挙や、リオ五輪での結果についてまとめていきます。
池江璃花子選手は赤ちゃん時代から凄かった!
池江璃花子選手のご両親はどのような幼児教育を施してきたのでしょうか。池江璃花子選手が幼少期から凄かったというエピソードとともに振り返ってみたいと思います。
水中出産で生まれる
池江璃花子選手は、驚いたことに自宅の風呂場で誕生しています。
これは、母の美由紀さんが新生児にとってストレスの少ない環境を選んだからで、池江璃花子選手の兄や姉も助産院で水中出産により誕生しています。
1歳半で鉄棒の逆上がりをマスター!
美由紀さんは池江璃花子選手が生後2ヶ月になったころから幼児教育を始めました。
子どもの脳の発達にうんていが適しているという情報を基に、璃花子選手にうんていや鉄棒を使った運動を始めさせたところ、1歳半のときには逆上がりができるようになったそうです!
また、池江璃花子選手は身長も高いですが両手を広げた腕の長さ(リーチ)はさらに長く、186㎝もあります。もしかしたら、うんていや鉄棒のおかげかもしれないですね。
池江璃花子選手が水泳を始めた時期ときっかけは?
池江璃花子選手が水泳を始めたのは3歳のときで、先に水泳を始めていた姉や兄の影響で始めたそうです。
身体能力の高さや、幼児教育によりコーチによる指導をすぐに実践できる姿勢が身についていたことなどにより、5歳のときには4泳法いずれも50mを泳げるようになったそうです!
池江璃花子選手の快挙をまとめてみた
それでは、池江璃花子選手はどのような快挙を成し遂げてきたのでしょうか?
出場種目が多い(最大8種目)うえに記録を更新することも多かった(日本記録を41回更新)ので、表にするととてつもない量になると予想されます。
そのため表は作らず、小学生時代・中学生時代・リオ五輪前・リオ五輪後に分けて、池江璃花子選手のすごさが特に際立つと思われるもののみ記していきます。
小学生時代
池江璃花子選手は3歳のときから「東京ドルフィンクラブ」江戸川スイミングスクールに通っていました。
小学校6年生のときには100mバタフライで「1’02”3」という記録を出しました。
これは現在までの同スイミングスクールにおける最速記録であり、同スイミングスクールに通う社会人にも破られていないことになります。
中学生時代
池江璃花子選手が中学校時代に残した実績では、まず2014年4月に行われた「第90回日本選手権」があげられます。彼女はこの大会で
- 50m自由形
- 100m自由形
- 50mバタフライ
に出場しましたが、いずれの種目でも大学生や社会人に混ざって、中学生としてはただ1人の決勝進出者となりました。
2015年4月の「第91回日本選手権」では、次のような成績を残しています。
- 50m自由形:3位(25’28 中学新)
- 100m自由形:3位(54’76 中学新)
- 200m自由形:3位(1’58″77 中学新)
- 50mバタフライ:1位(26’49)
- 100mバタフライ:20位(1’01″21)
大学生や社会人も出場する日本選手権で中学生が優勝するのは19年ぶりの快挙だったようです。
リオ五輪への道
高校生になった池江璃花子選手はますます国内外の大会で活躍していきますが、主にリオ五輪、アジア競技大会およびパンパシフィック選手権について取り上げます。
リオ五輪への出場権がかかった2016年4月の「第92回日本選手権」で、池江璃花子選手は次のような結果を残しました。
- 50m自由形:1位(24’76 世界ジュニア新)
- 100m自由形:2位(54’06 高校新)
- 200m自由形:1位(1’57″39 高校新)
- 100mバタフライ:1位(57’71)
この大会のあとも次々に自己記録を更新するなど勢いが続いたので、
- 50m自由形
- 100m自由形
- 200m自由形
- 100mバタフライ
- 400mフリーリレー
- 800mフリーリレー
- 400mメドレーリレー
と、なんと7種目で五輪に出場することになりました!
というか、世界でも極めてめずらしいような気がします!!
リオ五輪での池江璃花子選手の成績は次の通りです。
- 50m自由形:予選敗退(25’45)
- 100m自由形:準決勝敗退(54’31)
- 200m自由形:予選敗退(1’58″49)
- 100mバタフライ:5位(56’86 日本新)
- 400mフリーリレー:8位(3’37″78)
- 800mフリーリレー:8位(7’56″76)
- 400mメドレーリレー:予選敗退(3’59″82)
以上のようにまだまだ成長途上にありながらも、100mバタフライで日本新記録を樹立するなど、今後の活躍が大いに期待される結果となりました。
リオ五輪後の活躍
リオ五輪後も次々と日本新記録を塗り替えるなど絶好調を維持した池江璃花子選手は2017年4月の「第93回日本選手権」において、
- 50m自由形
- 100m自由形
- 200m自由形
- 50mバタフライ
- 100mバタフライ
の5種目で優勝するという、日本女子初の快挙を達成しました。
2018年8月9日から12日にかけて行われた「第13回パンパシフィック水泳選手権」では以下のような成績を残しました。
- 50m自由形:6位(24’60)
- 100m自由形:5位(53’14)
- 200m自由形:2位(1’54″85 日本新)
- 100mバタフライ:1位(56’08 日本新/大会新)
- 400mフリーリレー:4位(3’36″93)
- 800mフリーリレー:4位(7’48″96 日本新)
- 400mメドレーリレー:3位(3’55″03 日本新)
- 混合400mメドレーリレー:2位(3’40″98 日本新)
その大会で個人種目のうち2種目で日本新記録でメダルを獲得したうえ、リレー種目でも3種目での日本新記録と2種目でのメダル獲得に貢献しています。
この結果は彼女がリオ五輪後に著しく成長し、世界トップレベルの選手になったことを示していました。
この大会からわずか1週間後から始まった「第18回アジア競技大会」では
- 50m自由形
- 100m自由形
- 50mバタフライ
- 100mバタフライ
- 400mフリーリレー
- 400mメドレーリレー
以上の6種目で優勝し、さらに800mフリーリレー、混合400mメドレーリレーで準優勝に貢献する大活躍により大会MVPに輝きました。
さらにすごいのは「パンパシフィック水泳選手権」からほとんど間をおかずにこの快挙を成し遂げているところですね。
大会間の間隔が1週間しかなかったことに加えて、東京からジャカルタへ移動してますからね。
時差調整はそこまで大変ではなかったでしょうが、健康面や調子を維持するのはかなり苦労したと思いますよ。
池江璃花子選手の強みとは?
それでは、池江璃花子選手がここまでの強さを発揮している理由はいったい何によるものなのでしょうか?
池江璃花子選手の強さの源は次のような特徴によるものではないかといわれています。
- リーチ(両手を広げた長さ)が長い(186㎝)
- 水をかく距離が長く、回数が少ない(水をかく回数が少ないと1回水をかく間に進む距離が伸びて、スタミナの消耗も抑えられるそうです)
- 手の指も長く、一度にかくことのできる量が多いため得られる推進力が大きい
- 手足の筋力が高くてキック力が強い
まとめ
本日は当記事を読んでくださって本当にありがとうございました。
最後にこの記事の内容をまとめてみました。
- 池江璃花子選手の父・母はすごいひとだった!
- 池江璃花子選手が達成した快挙やリオ五輪での結果など
池江璃花子選手が本格的に練習を再開したというニュースは、多くの人に希望を与えるものとなったことでしょう。
新しいコーチである西崎勇コーチは、リオ五輪の際には同じくルネサンスに所属する持田早智選手を指導した実績があるほか、池江璃花子選手も強化合宿で指導してもらったことがあるそうです。
焦らずにじっくり練習すれば十分間に合うと思いますし、メダルも夢ではないでしょう!