こんにちは、Cappuccioです!
2021年の10月18日から24日まで世界体操選手権が行われます。
今回の日本代表には、初めて選ばれた選手が2名入っています。
日本の体操選手は層が非常に厚いので、今回新たに選ばれた選手もメダル争いに加わるような演技をする可能性がとても高いです。
この記事には、次のことを書いていきます。
- 米倉英信選手の父も元体操選手!
- 米倉英信選手のプロフィールと経歴は?
一人でも多くの人に読んでもらえたら、うれしいです。
米倉英信選手の父も元体操選手!
米倉英信選手の父である米倉信彦さんも元体操選手であり、福岡大学の体操部に所属していたようです。
米倉信彦さんは、幼少期の米倉英信選手について次のように語っていました。
バランス感覚はすごく良かったかなと思いますね。手に乗せてみたり立たせてみたり、そういうことは出来ていましたから体をコントロールすることは秀でていたかなと思います
出典:https://www.fbs.co.jp/golden-athl/oa/article_06.html
米倉英信選手のプロフィールと経歴は?
次に、米倉英信選手のプロフィールと経歴を紹介したいと思います。
米倉英信選手のプロフィールは?
米倉英信選手のプロフィールを下記にまとめました。
- 名前の読み方:ヨネクラ ヒデノブ
- 生年月日:1997年5月1日
- 出身地:福岡県福岡市
- 身長:155㎝
- 出身中学/高校/大学:福岡市立老司(ろうじ)中学校/関西(かんぜい)高等学校/福岡大学
- 最新の所属先:徳洲会体操クラブ
米倉英信選手は跳馬を得意とする体操選手であり、自身の名前が付いた「ヨネクラ」というオリジナルの技を持っています。
この投稿をInstagramで見る
米倉英信選手の経歴は?
米倉英信選手が体操を始めたのは5歳のときで、父の影響を受けて「グリーンカレッジ」という体操クラブに入りました。
米倉英信選手が頭角を現したのは高校3年生のときで、全国高校総体に出場して団体総合2位・種目別跳馬2位になっています。
高校卒業後は父である米倉信彦さんの出身大学であり、子どものころからの練習場でもあった福岡大学に進学しました。
福岡大学3年生のとき(2018年)には、6月の「全日本種目別選手権」と8月の「全日本学生選手権」の跳馬で優勝するなど、日本トップレベルの選手に成長しました。
このころから体操日本代表選手として国際大会に出場するようになった米倉英信選手は、2019年2月の「FIG体操ワールドカップ」で「伸身カサマツ2回半ひねり(ロペスハーフ)」という大技に成功しました。
この技は、今でも跳馬でもっとも難易度の高い技の1つになっています。
ちなみに「ヨネクラ」はこのような動きになります。
急激に成長している米倉英信選手の強みはどこにあるのでしょうか。
当時福岡大学体操部の監督であり、現在は「株式会社S.I.Pソリューション」の代表取締役をしている貞方浩二さんは米倉英信選手について次のように言っていました。
自分がどこにいるのかを把握する能力が長けていて“空中感覚”と言うんですけど、そこは優れていると思います。
出典:https://www.fbs.co.jp/golden-athl/oa/article_06.html
2018年の「種目別選手権」決勝での演技中には、
入りが“詰まる”というか、縦の回転が足りないと思って。土下座みたいにコケちゃうんじゃないかというのが空中に出た瞬間にあって。ヤバいと思って思い切り足を地面の方に入れ込んで、地面に足を付けに行ったらちょうど止まって
と本人が答えているように、「空中感覚」の鋭さでミスになってもおかしくない演技を大成功に変えています。
この能力によって技の正確性が高まったこともあってか、2021年には「全日本個人総合」跳馬1位・「NHK杯」跳馬1位・「全日本種目別」跳馬1位と、跳馬で国内に敵なしの状態になっています。
しかし、技の難度・出来栄えともに最高水準でないと内村航平選手と競り合うこともままならないので、この時点で種目別のスペシャリストとして国内トップに並んだといっても過言ではないでしょう。
まとめ
本日はこの記事を読んでくださって誠にありがとうございます。
最後に、この記事の内容をまとめてみました。
- 米倉英信選手の父も元体操選手だった!
- 米倉英信選手は福岡県福岡市出身の24歳(記事執筆時)
- 米倉英信選手は跳馬を得意とし、「ヨネクラ」という自身の名がついた技を持っている
- 米倉英信選手は優れた空中感覚と修正能力で国内に敵なしの選手になっている
世界トップをうかがう勢いで成長を続ける米倉英信選手から、この先も目が離せませんね。